ソケイヘルニアについて
ヘルニアって聞くと、腰や首のヘルニアを思い出しますよね?
子犬には良く、ソケイヘルニアと臍ヘルニアの有無をチェックされます。
はっきり言いましょう。
臍ヘルニアとは、デベソのことです。
ようは、筋肉がまだなかったり、皮膚が薄いために、お腹のあたりにぽこっとでっぱりがあるのが、臍ヘルニア(デベソ)
足の付け根にぽこっとでっぱってるのが、ソケイヘルニアです。
痛くて病院に行って治療をほどこして、コルセットして…という、腰や首のヘルニアとは全く違います。
でも知らない人は「ヘルニア!!」と過剰反応してしまうんですよね。
それはしょうがないです。
でもちゃんと説明を聞けば、命に関わることもなく、治療の必要もないことがわかります。
ただし、めちゃくちゃでかい場合や、押しても戻らないものなんかは、手術の必要があります。
要は、腸とかが、ぽこっと出てる感じで、押しても戻らないっていうのは、腸を筋肉や骨が成長する過程で、挟み込んでしまった状態だからです。
不利なことと言えば、お腹の皮膚が薄い可能性があるので、メスであればお産がハイリスクになることくらいでしょうか。
あとソケイヘルニアや臍ヘルニアがあると、
病院の先生からは手術を勧められます。
避妊手術と一緒にやっときません?的なニュアンスです。
これは、後々放っておくとひどいことになるよ!という脅しではありません。
めっさ簡単に治るので、どうせ全身麻酔するならー、ということです。
どうか勘違いしている方、いらっしゃいましたら、赤ちゃんのデベソを思い出してください。
たしか東村アキコ先生の息子さんが、デベソで手術をされてたと思います。
人間でもありえるものなので、ハンデとはとらえないで見てあげてほしいですね。