娘
生まれる時、陣痛の痛みに耐えるため、うちの母がこんなことを言いました。
「赤ちゃんも苦しんでるから、頑張って!」
それに私は思いました
「知るか!!」と。
どういうことかといいますと、
陣痛の痛みって、すごく力みたい衝動にかられるんです。
でも子宮口が十分に開いてないと、力んでも赤ちゃんは出てこれないので、息が苦しくなってしまったりするそうで。
だからママさんたちは、陣痛の痛みを逃すように耐えないといけない時間があるんですが、これがキツイ。
痛みを呼吸法で流し、テニスボールでグイグイおしりを押してもらって、それでも痛い
正直赤ちゃんが苦しいとか、途中でどうでも良くなって、思いっきり力んでました。
うちの娘は、それでも無事に生まれてきてくれたんですが、私は密かに思っているんです。
生まれる時に私の代わりに、苦しみに耐えてくれて、もう十分親孝行をしてもらったんじゃないか、と。
人様にご迷惑をおかけしないことや、人を気遣える子には育ってほしいので、躾はもちろんしていますが、
大きくなってやりたいことができた時、ママにはなんか言う権利はもうない、というか。
十分親孝行はしてもらってるから、親のことは考えずに自分の幸せを突き進んでほしいな、と。